最近のシステム構成のスピーカー編です。
以前のスピーカー「GS-1」は半年前くらいに旅立っていきました。
今は点音源を追求したくなり、いろいろ試行錯誤しています。
現時点は、こんな構成。
メインは、Hippoさん「A&Cオーディオ」の「Dolphin試作品」。
ウーハーは、カノン5Dさん「オーディフィル(AudiFill)」の「SW-1」。
スーパーツイーターは「TaKe T」の「BEE-PURE」。
まさに日本のオーディオベンチャー寄集め的な構成です。
Dolphinのユニットは、わずか6cmのフルレンジの金属製のDSSダイアフラムユニットです。
効率は80dbで、Dolphinはそこに音源が存在するという音の実体化を感じさせる唯一無二のスピーカーです。
ただし、私が聞いている音量では、単体では、ユニットの底打ちとなり異音がでるため、小音量再生が前提となります。
低音域をハイパスしてやると、俄然、入力が入り、ミッドとして利用すると普通の音量で使えるようになります。
SW-1は16cmの振動版を強化したユニットで25Hzから再生できるこれまた稀有なスピーカーです。
普通は別のアンプでSW-1を駆動して、サブウーハーとして組み込みが前提ですが、
単体での効率は82dbでしたので、単体でDolphinと組合わせてできないかと実験してみたところ、
ちょっと低音過多な気がしますが、なかなかいい感じ。
なるべくDolphinの有効範囲を広げるため、サブウーハーとDolphinは、いろいろ試行して、
今は300Hz 12db/oct(ネットワーク定数は理想式で算出)で逆相で接続してます。
SW-1は自作のインシュレーター+スパイクに3点支持で配置しています。
Dolphinは密閉とした上で、ケンさんのところで紹介されていた、自作の吊り下げ式のFLOATボードに乗っけています。
ぱっと見、貧相なスピーカー構成という感じですが、なかなか実力があるかなぁと思っております。
尚、うちではDolphinの400Hz 6db/octは、少しユニット振幅が大きいと感じ、位相的には不利ですが12db/octを採用してみてます。