2014年07月14日

金田式No.228の製作(その3)

なんとか調整が終わり、普通にいい音でなってます。
夏までにと思っていましたが、なんとか有言実行できました。
228-2.jpg

No.228のオリジナルとの違いは以下の通り。
・ドライバ段:2SK214→SicのSCT2080KE
・出力段:音楽用のSCTMU001F→工業用?のSCT2120AF
・基板は以前に作成していたhorestaさん頒布のNo.222用を流用
そのため回路および定数がNo.222の値
・アイドル電流調整用半固定抵抗:500Ω→1kΩ
228-3.jpg

今回の製作の経緯は以下になります。
 2014/01/15〜
  No.228の基板で作成開始。
 2014/02/10〜
  調整でアイドル電流が4A以上も流れ、調整が全く効かず。原因分からず。
  アイドル調整用の抵抗値、変えるも調整できず。
  SCT2120AFが飛んだ可能性もあり、各部品、半田の状態を確認するも異常がなく、しばらく放置。
  原因が不明なため、多少、自暴自棄となる。
 2014/05/30〜
  DegiKeyでSCT2120AFの入手が再開されため、再入手。
  範囲の広い電流計、1Aのサーキットプロテクタも入手。
 2014/06/28
  富山クラフトオーディオクラブの理事会で既にNo.228を製作された金田式達人のKさんから、以下のアドバイスをもらう。
  ・結線を確認しながら、基板はもう一度新規に製作した方がいい。
  ・SCTMU001Fは結構熱を持つので、ヒートシンクにしっかりつけないと調整できない。
 2014/07/08〜
  以前から作成途中であったNo.222用基板に部品を移植し、出力段にSCT2080KEを取り付けた状態で調整。
  普通に調整可能。
  これまで使っていたテスターの電流計も不良となっていたことが判明。
 2014/07/12
  出力段をSCT2120AFに変更、半固定抵抗の位置を変えなかったため、ヒートシンク取り付けの樹脂製ビスが融けるトラブルが発生。
  その後の調整で電源ON直後1A、そのあと150mAにとなる微妙な事象発生。
  ビスが融けたため、ヒートシンクへの取り付け方が甘くなったことが原因と判明。
  SCT2120AFにグリスをたっぷり塗り、ヒートシンクへしっかりと止め、やっと、電源ON直後230mA、そのあと150mAとなるように調整でき、ホッと。
 2014/07/13
  同様にもう片チャンを作成し、反省点を生かしたところ、らくらく調整。

あまり使用例のないSCT2120AFを使っていることもあり、SCT2080KEで調整確認し、SCT2120AFに置換え確認し、もう片チャンを作成するよう、少しずつ進めました。

原因判明に時間がかかってしまいましたが、調整のポイントは以下の通りです。
・アイドル電流調整用の半固定抵抗はまずは目一杯左に回して、抵抗を最大値にし、減らす方向で調整する。
・出力段はグリスをたっぷり塗り、ヒートシンクへしっかりと止めた状態で調整する。
・各素子はまじめに計測して、ペアリングをとる。
Kさん、アドバイス本当にありがとうございました。

今後は
・Kさん宅にお邪魔し、SCTMU001FとSCT2120AFの音の違いを確認する。
・ドライバ段、出力段SCT2120AFで今回使わなかったNo.228基板を再生して、もう一台作成してみる。
あたりを考えています。

調整できるまでの間、一部で有名なデジアンや○○○○○出力アンプを製作し、試しておりました。
自分の耳では、残念ながらこれまで使ってきた電流伝送アンプの方がよい印象でしたので、記事にはできないと判断しました。

やっと、これまでのアンプを置き換える気持ちになってます。
SCT2080KEのように高音がきつすぎることがなく、SCT2120AF?でも結構いい音色です。
ただし、低音が少しおとなしい感じがありますので、バッテリーの持ち時間の計測を兼ねて、しばらく鳴らし込みをやっていきます。
ヒートシンクはひと肌程度には暖かくなります。

あと、うちだけかもしれませんがNo.228は電源断で5秒程度アイドル電流が流れてから電源が落ちるようです。
パワーの電源を落とし、直ぐプリの電源をきると保護回路が働きます。
時間を数秒空け、プリの電源を切るようにしないといけないのが少しめんどいです。
posted by sunacchi at 11:54| Comment(0) | Audio自作 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月31日

SDTrans-Sync-9018D(その2)

最近、行った対応は以下の通りです。
syncdac-3.jpg
・5V電源確認用のLED追加
・ファインメットビーズを手配し、BP1.5をSDTransとSyncDac電源部に追加
・ES9018のフル出力でNo.220を動作させる調整(Greece7さん情報)
・DAC基板の裏の0Ωショート抵抗4ヶをBP1.5のフィルタで換装(tetuさん情報)
・BP5の中にBP1.5をセットし、ES9018の上に配置(Bunpeiさん情報)

改修ポイントを教えていただいた方に本当に感謝しています。
あとはCDEを電源部にパラってみたいのですが、予算の都合でしばらく保留ですね。

今回、ES9018モノのフル出力を受けれるよう改修しましたが、出力も大きくなっていることも影響してか、ダイナミックレンジが拡大し、ピントそのままで、ずいぶん図太くなりました。

対策を行いながら、その都度動作確認して効果を確かめましたが、ノイズ対策としては、LED電源で駆動しているSDTransに入れたBP1.5が一番効いた感じです。
バッテリー直結している部分に入れたBP1.5は、ほとんど変化がなかったです。
ノイズ対策でよりクリアになりましたが、音の傾向が変わるような変化はありませんでした。

とにかく癖のないストレートな音で、ES9018ってこんな音だったんだと、再認識しています。
ただし、音源がしょぼいとうまくならず、ハイレゾPCM、DSD、CD音源との差がなく、録音によって差が出る不思議なシステムです。

buffaloIIやDAC9018DでES9018との付き合いが長いのですが、ES9018を使う場合、ES9018のクロックとI2S信号のクロック同期は必須だと思っています。
最近、USB-DDCを通さずRaspberryPiやBeagleBoneBlack等の汎用出力とDACをI2Sで直結する話題も出てきていますが、その延長やクロックの質を求めていくと、SDTransの形態にますます近づきそうですね。
イーサネットに対応、MPDのAPIをサポートした使い勝手のよいEthernetTrans384があれば、一番よさそうです。
posted by sunacchi at 21:44| Comment(1) | Audio自作 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月11日

SDTrans-Sync-9018D(その1)

SDTrans-Sync-9018Dは、SDTrans384専用のSDTrans-Sync方式のES9018デュアルモノ構成のDAC基板です。
昨年10月ごろに入手していたにもかかわらず、構成予定の部品集めに時間が掛かりました。
基板が意外とお高く、お小遣いがしばらくの間凍結になったことも時間が掛かった要因です。
今回、動作検証を優先し、以下の方針で製作しました。
syncdac-1.jpg
<電源>
 6V鉛バッテリー(デジタル、クロック、アナログ3系統)+TPS7A4700の5V出力で5系統を供給。
 金田式No.220は単三のニッケル水素電池。

<アナログ段>
 IV等は行わず、ボリューム付電流伝送バッファー金田式No.220から直接金田式PowerIVCへ接続。
 オリジナルのNo.220との違いは以下の通り。
 ・基板はhorestaさんとこのもの(いつもお世話になってます)。
 ・トランジスタは涙目で高値取引で入手した2SA726と2SC1400で構成。
 ・ボリュームは1kΩ。
 ・DCオフセット調整用のTM-7Pは微妙な調整が苦しいので、18回転のものを代用。

<ケース>
 YM-250+底板(補強用3mmアルミ板)+フロント(梨地アルミ)で構成
 手持ちのストック品でまかないました。
syncdac-2.jpg
SDTrans側の改造後、ROMを取り換え、No.220のオフセット調整がうまくいき、久々に一発で動作しました。

ただし、以下の想定内のトラブル
・ES9018デュアルモノの出力電流が大きすぎで、オリジナルのNo.220の回路定数で受けきれず、音割れする。

今は、音の傾向を確かめるため、ES9018の出力を合成せず、奇数分の半分出力の状態で聞いています。

さてさて、この状態ででてきた音ですが
・音の鮮度(勢い)があり、一音一音がとってもキレキレ。
・PCM/DSDの音の傾向が同じで、ハイレゾになると音像の広がり、さらにキレが増す感じ。
 ただし、思ったよりCD音源とハイレゾ音源との差が感じられない。
・全体的に音が固い。
 SDTrans-Sync-9018Dには固体コンが多用されていますので、エージングが必要そうです。

これまでのSDTrans+藤原さんES9018D+ファインメットトランス(IV変換)+金田式電流伝送プリ(VI変換)の時感じた「これがSDTransの音だろう」という癖っぽいものはなく、とっても素直な音です。
Bunpeiさんの3段ラック(電源強化+SDTrans-Sync-9018D+ファインメットトランス)+金田式電流伝送プリの構成で聞いた時に感じた「音を絞り出ような解像度、深み」というのには、まだまだ達していないものの、音の鮮度(勢い)だけは上という感じです。

今まで聞いてきた音と傾向が違うので、ちょっと戸惑っています。

今後は、ブラックパール、CDEコン等の電源ノイズ対策、アナログ3.3V直接入力、全出力対応の定数変更等を行っていこうかと思っています。

PC再生と違い、どの音源でも切替ノイズなく再生してくれるのが、精神衛生上とってもよいですね。

ちょっとだけTips。
SDカードへのコピーがいつもながら面倒なのですが、Windowsだとマウスの右ボタンで現れる「送る」にSDカードのドライブのショートカットを追加するとちょっと便利です。

いつもながら、SDカードへのコピー待ち時間は何とかならんかなあと思います。
あと、金田式228ですが、別基板を作成して、試そうとしています。
posted by sunacchi at 23:30| Comment(5) | Audio自作 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月24日

金田式No.228の製作(その2)

調整中。
なんかしくじってる。
動かない。

しばらく時間掛かりそう。

posted by sunacchi at 12:27| Comment(0) | Audio自作 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月05日

金田式No.228の製作(その1)

週末は、3月下旬の気候ということで、外での作業日和でした。
金田式No.228のケースだけを穴明け加工しました。
今回は放熱と最小限のフットプリントを狙ってHIYケースにしました。
horestaさんの基板を前提にすると、本当に小さく収まる予定です。
228-1.jpg
本家のケース2段の必要な理由がよくわからないです。
テクサンでも製作依頼を受け付けているので、ちょっと気になるのですが、ケース2段です。

ケース加工するとなんとなく完成度が上がった気がしてしまうのですが、基板上の部品の手配は予算の関係でまだまだ。
肝心のSicFETはまだまだ高いのでしばらく様子見です。
ちなみにSicFET(SCTMU001F)が高いので、去年の末にDigikeyに同じ系統でBVDSSが高いSCT2120AFの予約をしてみたのですが、納期が1月から4月に伸びて、はたまた2月中に届くかも。。。ということでよくわからん状態です。

ということで、完成の予定は未定です。
夏くらいまでになんとかしたいですね。
posted by sunacchi at 21:59| Comment(0) | Audio自作 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする